フランスはそんなに遠くない。パリに年一の買い物に行こう。
私は文化面ではパリが世界一の都市だと思う。日本からは直行便でも12時間以上かかる。私も2015年に行くまでは、遠いからよっぽどの目的がないとパリに行く必要がないと思っていた。でもよくよく考えて欲しい。ロサンゼルスなどアメリカ西海岸までのフライト時間でも10時間かかる。プラス12時間程度なのだ。映画1本見ていたらついてしまう。ロスに行く感覚で行って良い都市だ。なぜならロス以上に買い物が楽しいし、お値段もお得だからである。
マイルお持ちの方へ:お買い物天国「パリ」行きのススメ
この記事は、ハイブランドが好きな方に向けて、パリでの買い物のお得感を書いていく。ハイブランドにあまり興味がない方は、読まなくてもいいかもしれない。ただ、自分がハイブランド好きでなくても、家族や彼女が好きなら読んで欲しい。
あともう一つ伝えておきたいのが、そもそもハイブランドの価格感が日本とは異なるため、日本では買わない人も興味が出てきてしまうのが、ヨーロッパでの買い物だ。日本でいつも買っている価格帯でハイブランドが買えてしまう。金額感を説明していこう。
ファッションブランドの価格帯を分類してみる
新品・新作でも、日本の50-60%でハイブランド物が変えるショッピング天国「パリ」。価格のお得感を日本での価格帯と比較して分析していきたいと思う。
日本での価格差は一般ブランドを1とした時に、
→人気ブランド:2
→ハイブランド:4
と考えて欲しい。
一般ブランド(ZARA、ディーゼル、ビームスやユナイテッドアローズのオリジナル商品)
H&Mやユニクロなどのファストファッションブランドの上に位置するブランドをここに位置づけたい。日常的に着れるが、特別感はそこまでなく、30代以上が着ていると場合によっては少し安っぽく見えてしまうことがある。
・Tシャツ:4,000-8,000円
・シャツ:10,000円
・スウェット、パーカー:10,000円
・ボトムス:10,000円
・ジャケット:20,000-30,000円
・アウター:30,000-50,000円
人気ブランド(セオリー、ジョセフオム、ポールスミス、カルバンクライン)
仕事などオンの時のシャツやジェケット、ニットなどでも上質で着心地が良いものを扱っている。もちろん、カジュアル服も上質な素材だったり、デザイン性の良いもののラインナップも強い。デパートのメンズフロアに入っているブランドをイメージして頂ければ分かりやすいと思う。
・Tシャツ:10,000-20,000円
・シャツ:20,000円
・スウェット、パーカー:20,000円
・ボトムス:20,000円
・ジャケット:30,000-60,000円
・アウター:80,000-150,000円
ハイブランド・ラグジュアリーブランド
わざわざ説明するまではないが、歴史もあり、コレクションブランドとして、各国の芸能人、セレブに愛されているブランドだ。日本だと、誕生日プレゼントなどの特別なときに、買うというブランドイメージである。以下の金額は、コレクション商品や特別なデザインのものの金額を含んでいない。各ブランドの商品の中でも、安価な商品群の価格を取り上げている。
・Tシャツ:40,000円
・シャツ:50,000円
・スウェット、パーカー:50,000円
・ボトムス:50,000-80,000円
・ジャケット:100,000-150,000円
・アウター:150,000-300,000円
パリではハイブランドの商品が日本の人気ブランドの価格で買えてしまう
金額感を非常にざっくりだが、まとめてみた。普通の人ならTシャツに4万円、アウターに30万円もなかなか出さないだろう。半額以下でデザイン・質ともにいいものが見つかるからだ。
ただ、ヴィトンのTシャツが1万円代後半だったらどうだろう?モンクレールが10万円ちょっとで買えたら?
パリの買い物で実現できるのは、日本で手を出している価格でラグジュアリーブランドの商品が買えるということなのだ。イメージが湧いてきただろうか。
人気のフランス発ハイブランドの紹介
フランス初のラグジュアリーブランドは、日本でも人気のブランドが多い。代表的な一部のブランドだけを紹介するが、これ以外にも無数にあるため、自分の好きなブランドを調べて、パリには買い物に行って欲しい。
シャネル
ルイヴィトン
バレンシアガ
サンローラン
セリーヌ
モンクレール
マルジェラ
まだまだある。フランスはファッションの先進国なのだ。
お得に買い物と考えると、マイルを使ってパリに行くべし
価格帯を見て頂ければ、分かるとおり、ブランドものを何点か買うと、10万円以上日本で買うよりお得になる。ただし、フライトを正規で買ってしまうと、その分が航空券チケット代で消えてしまうので、意味が薄れてしまう。フライトはマイルで手配しよう。半年以上前に手配すれば、ある程度希望の日程で確保できると思う。その際は、プレミアムエコノミーを選んで欲しい。やはり12時間の空の旅、少しは就寝しておきたいので、シートの快適度は重要だ。マイル保有数に余裕がある方は、1年ぐらい前に手配して、ビジネスのシートを確保して欲しい。
マイルとポイントを駆使して服をまとめ買いしにパリに行こう
例えば、日本で20万円するブランドものがパリで12万円で買えたとする。せっかくパリに行ったからには、他の服も買うだろう。あと10万円分、フランスブランドの服を買ったとする。日本で同じアイテムを揃えると倍ぐらいするから、20万円のものが10万円で買えたと考える。 8万円+10万円で18万円もお得なのだ。
この得した分は、フライト代やホテル代に使うとチャラになってしまう。旅行にただでいって欲しい物も手に入ると考えると、それでも大分お得感はある。よりお得感を感じられるのは、マイルを利用してただでパリに行ったケースだ。ホテルのポイントを利用して、宿泊費も浮かしてしまえば、さらにお得だ。
私はこんな旅を提案したい。買い物は年一でパリに行く。トータルで満足感が高いことはお約束する。